print はじめての化粧品パッケージの作り方 3 - 化粧品・コスメ パッケージ印刷の大光印刷株式会社

化粧品パッケージの作り方③

初心者に優しくないパッケージの見積について

パッケージの見積もりを印刷会社からもらうと
項目が専門用語で実際何の費用なのか何を含んでいるのかよく分からないことがありませんか?

 

印刷会社ごとに見積りの項目が違っていたり、細かく細分化されていたりすることもあります。

 

今回はその見積りについて項目の内容や見積の算出方法を説明します。

見積もりの項目について

・製品代 

※ここに含まれる費用は(用紙代、刷版代、印刷代、トムソン代、製函代、梱包代、運賃、など

用紙代  :実際に使用する紙の金額です。高い紙は1枚あたりの単価で計算します。
刷版代  :刷版はCTP用のアルミの版の費用です。印刷時には必ずこの版が必要になります
印刷代  :印刷機の稼働賃やインキ代などが含まれている項目です。
トムソン代:印刷後、箱の展開のカタチに抜いていきます。
製函代  :抜き終わったら糊を付けて製函作業をしていきます。
梱包代  :段ボール費用、など
運賃   :納品先が変わらない場合運賃は製品単価に割り振られます。

 

製品代は1000 2000 3000と数量違いがあれば
単価は1000が一番高く、数量が多くなるにつれて単価はさがります。

・初期費用項目

版代:印刷用データにするための費用
抜型代(木型代):トムソンするためには抜き型が必要です。
色校正代(本機校正、本紙校正、など):量産前の色味、文言確認用の項目となります。

色校正にはいくつか種類があります。

本機校正

本紙校正

インクジェット校正

 

必ず伝わる見積もり依頼方法

多くのお問い合わせをみていると見積を依頼したいのですが、、、という内容がよくあります。

 しかし詳細の記載がないのでひとつひとつ疑問点を潰していくことになります。

もちろん詳細が決まっていなければ初めにその旨をお伝えいただければ、概算や仮で算出は可能です。

 

印刷会社が見積する際に必要な情報はなにか?を書いていきます。

見積もり上、必要な情報

数量、紙、フィルムの種類、印刷度数、仕上がりサイズ、製函方法、表面加工の有無(有りの場合、表面加工の種類、箔などは面積とどの面に施すかの詳細)、色校正の有無、納品先

とこれくらいの情報があれば見積もりが可能です。
ただ初めてだとそこまでよくわからないと思いますので項目ごとに説明していきます。

数量

数量がははっきりと決まっていない場合は1000 / 2000 / 3000 といったようにパターンで依頼ください。
またよく最小ロットは?、経済ロットは?というのもお問い合わせいただきます。

最小ロットの制限は特に設けていないので100枚のパッケージでも対応はしますが
上記で説明した見積もりの製品代項目の内訳は最低価格は決まっています。なので単価が高額な箱にはなってしましいがちです。
そこまでクオリティを求めない場合、オンデマンド印刷+プロッターカットまたはレーザーカットで対応します。

経済ロット:こちらも仕様によりまちまちですが基本的に3000枚ほどつくると経済ロットといえるとおもいます。

紙、フィルムの種類

紙、フィルムの種類は一般的なのが

紙:白板紙、蒸着紙、パール紙 環境配慮系(非木材、古紙再生紙、FSC認証紙など)

白板紙:白色の紙で化粧品でなくても食品や雑貨など色々なもので使われています。

蒸着紙:シルバー、ゴールドなどのメタリック感のある紙。もともとマット調に加工されていたり、
スジ入っている紙だったりもあります。

パール紙:真珠のような光沢感のある紙。ホワイト系、ピンク系、偏光系などの種類があります。

環境配慮系の用紙:

 

フィルム:PET、PP

クリアケース、クリアボックスを作りたい場合に使用します。

PET特性は透明度が高い、角がぱきっとキレイにでる PPより高い

PP特性はPETに比べると少し透明度が落ちる、やわらかいので少し膨らんだ形状になる。PETより安い

 

紙の銘柄をピンポイントで選ぶのは難しいと思いますのでおおよそのイメージを共有していただければ
用紙の提案は行います。

印刷度数(色数)

画像が入るパッケージやカラフルな基本的にカラー4色(CMYK)+ニスとなります。
黒色1色や全面青系統の色味となると特色1色(特アオ)となります。それにプラス文字色やニスが入ります。

特色:特注で作るインキのこと。


※蒸着紙やフィルム(PET,PP)は白色も印刷します。白を印刷しなければ紙の地の色、またはフィルムが透けてしまいます。

決まっていない場合はカラー4色+ニスで問題ないです。

仕上がりサイズ

一般的な箱の形状の場合は箱の完成系の大きさを伝えてください。そのサイズより展開サイズを計算します。
またはパッケージに入る容器、製品サイズでも概算見積もりは可能です。
例)高さ150㎜ 50Φ㎜の容器など

それ以外に看板がついている箱、ピロータイプの箱など少し変わった箱は
パッケージに入る製品、容器をお預かりしてからの見積もりとなります。

製函方法

製函方法、または貼りなどと言います。基本的にはサイド貼り(キャラメル箱)とワンタッチ底の2種あります。

ワンタッチ底は重いモノ向けで底も糊で貼られている形状です。
製品ならサイド貼り(キャラメル箱)で問題ないです。


表面加工の有無

化粧品のパッケージは表面加工をされるユーザー様が多いです。

よくある表面加工はグロスPPラミネート加工、マットPPラミネート加工、箔押しなど

 

色校正の有無

色校正をするかしないか?

納品先

なにけん?

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