接着強度試験を行いました。

弊社ブログにていくつかの製品で内職で装飾されたパッケージをご紹介しております。

お客様から「接着強度はどの程度ですか?」とご質問いただいたので
外部機関にて接着強度試験を行いましたので今回はその結果をご報告します。

まず今回の対象品は
玉紐付き化粧箱、リボン付き化粧箱、リボン付きクリアケースの3点になります。

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接着強度試験について

万能試験機を使用して試験を行いました。

万能試験機とは、金属、プラスチック、ゴム、セラミックスなど様々な材料や製品に対し、引張・圧縮・曲げ・剥離などの試験を1台で実施し、強度や弾性率、伸びなどの物理的特性を評価する多機能な装置のことです。


恒温槽(こうおんそう)とは、内部の温度を外部環境の影響を受けずに一定の温度に保つことができる装置のことです。
万能試験機に恒温槽をつけることで-40から180℃までの設定が可能です。

接着強度試験内容

パッケージのままでは試験できない為、50㎜角程度の大きさにカットし、
下部を固定しリボン、玉紐を上に引っ張ることで耐荷重を測定しました。

 

温度は室温(23±2℃)、-10℃、60℃の3パターンにて実施
-10℃、60℃は恒温槽を使用して30分間状態調整を行っています。

 

試験結果

試験結果の単位はN(ニュートン)となります。

N(ニュートン)について

力の大きさの単位で、約100gの物体にかかる重力の大きさに相当し、1kgの物体に1m/s²(秒速1メートル毎秒)の加速度を与える力と定義されます。
1Nあたりの力の大きさは、手のひらに約102gのものを載せた場合に、手のひらが受ける力の大きさになります。
なので5Nだと約500g程度の負荷と考えてください。

※数値は複数回テストした平均値を記載しています。

 

リボン付きクリアケース

室温 -10℃ 60℃
4.07(N) 3.92(N) 0.24(N)

 


使用しているグルーガンの糊の融解温度約85℃の為、60℃での試験ではすぐにはがれる。
紙箱同様-10℃で糊が固くなり、最大荷重上がると思ったが室温と大差ありませんでした。

リボン付き化粧箱

室温 -10℃ 60℃
5.28(N) 14.8(N) 0.45(N)

 


使用しているグルーガンの糊の融解温度約85℃の為、60℃での試験ではすぐにはがれる。
高温時に負荷がかからず、温度下がれば再度固まりました。

 

玉紐付き化粧箱

室温 -10℃ 60℃
44.5(N) 63(N) 11.3(N)

 


玉紐はシールのような粘着剤になっており、接着強度はかなり強い。

 

まとめ

グルーガンの糊とリボンがはがれることが多くPET、紙と糊の接着は強い。
リボンの素材、糊の塗布量(面積)も関係しているかもしれません。

玉紐は60℃では粘着面からはがれますが
室温、-10℃では紐自体が抜け始めるかちぎれることもありました。

リボン付きクリアケース、リボン付き化粧箱は
グルーガンにてリボンを貼り付けているので60℃の環境だと
糊が柔らかくなり引っ張るとかなりとれやすくなりました。

素材や取り付けるものなど条件によって結果は一概には言えませんが参考程度でお考えください。
 


 

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