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バイオマスプラスチック使用PPについて  クリアケースの環境対応その1
2020.5.19

こんにちは。
開発営業部のIです。

 

最近、世の中はコロナ一色ですが、それまではオリンピックの話題で持ちきりでした。
新橋のSL広場でもカウントダウンの電光掲示板が早くから設置され、わたしも日々目にしておりました。
残念ながら、オリンピックは来年に延期してしまいましたが、昨年くらいからオリンピックの影響もあるのでしょうか、お客様から環境に配慮した製品のお問い合わせが急激に増えてきております。

化粧品のクリアパッケージに使用されておりますPPやPETなどのフィルム製品についても、環境に配慮した製品がないか多くのお問い合わせをいただいております。
現状について簡単にまとめてみました。

 

まずは、化粧品のクリアパッケージでよく使用されております、高透明PPシートについて紹介いたします。

 

バイオマスプラスチック使用PPはまもなく発売されます。

PPシートの環境配慮品として今、最も注目されているのが、素材の一部にバイオマス原料を添加して、石油資源の使用量を削減したものです。
ここでは、「バイオマスプラスチック使用PP」と呼ぶことにします。

バイオマスプラスチック使用PPはまもなく発売されるというところまできております。
バイオマス度は10%を予定しており、バイオマスマーク(日本有機資源協会)をつけることも可能です。

mark_bio

発売に際しては、1tからの受注生産を予定しているとのことです。
ざっくりですが、W60×D30×H170ミリのパッケージで厚みが0.3mmだと、1tのシートから42,000部くらい作成できます。

費用的には、通常のシートにくらべ10%弱ほど高くなりますが、パッケージの完成品として比較しますと、シート費用のほかに印刷費や加工費も含まれますので、全体では3%ぐらいのコストアップとなります。
仕様は、W60×D30×H170ミリのパッケージで厚み0.3mm、カラー4色+白×2回+ニスの7色刷りと想定して、42,000部で比較してみました。

仕様により差は出てくると思いますが、こうして見ると、バイオマスプラスチック使用PPに変更してもそこまでコストアップしないように思います。

 

当社では、テスト品のバイオマスプラスチック使用PPを使って、ケースサンプルを作成いたしました。

bio_daik

同じメーカーの通常のPPシートと見比べてみましたが、透明度やてざわりに差はほとんど感じられませんでした。

 

カーボンニュートラルなバイオマスプラスチック使用PPでCO2削減しましょう。

またバイオマスプラスチック使用PPは
二酸化炭素を増加させない「カーボンニュートラル」にも貢献できるとされています。

バイオマスを燃焼すると化石燃料と同じようにCO2が発生しますが、植物は成長過程で光合成によりCO2を吸収しており、ライフサイクル全体でみると大気中のCO2を増加させずに収支はゼロになるということを
「カーボンニュートラル」と言います。 Carbon Neutral

以上のことから、バイオマスプラスチック使用PPはPPシートの特長を生かしつつ、環境にも配慮した素材として、これから注目されていくでしょう。

気になる方は、当社営業担当までぜひお問い合わせくださいませ。

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