環境に配慮したパッケージのご紹介 ~CITE JAPAN2023展示物~

先月はCITE JAPAN2023で展示した加飾表現のパッケージ、ラベルについて書きました。

今月は「環境配慮素材のパッケージ・ラベル」について2回に分けて書いていきます。

まず、今回は環境に配慮のパッケージ(紙箱、クリアケース)をご紹介します。

■環境に配慮した紙箱編

kome-kami × バイオマスインキ

KOME-KAMI
kome-kami:お米(非食用米)をパルプに配合したお米の紙です。
有機廃棄される備蓄米や食べらなくなったお米をパルプに配合しており、
「kome-kami」の売上の一部をフードバンクに寄付することでフードロス問題の解決を目指します。

バイオマスインキ:植物由来の資源を原料の一部に使用して製造したインキで
バイオマスマークの表示が可能です。(バイオマス度10%)

 

コートボール×バイオマスフィルム加工

コートボール×生分解性ラミ
古紙配合率が高いコートボール紙に、土壌中・コンポスト中で分解され水と二酸化炭素にかわるバイオマスフィルムを表面に加工しています。

バイオマスフィルム:植物由来の資源を原料の一部に使用して製造したフィルムでバイオマスマークの表示が可能です。(バイオマス度80%)

 

紙製パウチ

紙製パウチ
パウチの一部またはすべてをプラスチック素材(フィルム)から
循環可能な資源である「紙」をベースにした環境配慮型パッケージです。
石油由来原料の使用量低減や二酸化炭素の排出量を削減することができます。

一般的な窓付のパウチより大きな窓を付けても紙マーク表記が可能。
通常、パウチに窓を付ける場合、パウチ全面に窓用のフィルムをラミネートする必要がありますが、弊社では窓部分のみにフィルムを貼る加工のため、フィルムの使用量を抑えることができます。
紙の比重を増やすことにより、大きな窓を付けても紙マーク表記可能になります。(重量比51%以上が紙)

 

■環境に配慮したのクリアケース編

バイオマスPPクリアケース

バイオマスPPクリアケース

バイオマスPP:素材の一部にバイオマス原料を添加して、石油資源の使用量を削減したPPシート。
二酸化炭素を増加させない「カーボンニュートラル」に貢献します。

カーボンニュートラルとは・・・バイオマスを燃焼すると化石燃料と同じようにCO2が発生しますが、植物は成長過程で光合成によりCO2を吸収しており、
ライフサイクル全体でみると大気中のCO2を増加させずに収支はゼロになるという考え方。

 

バイオマスPETクリアケース

バイオマスPETクリアケース
バイオマスPET:素材の一部にバイオマス原料を添加して、石油資源の使用量を削減したPETシート。
二酸化炭素を増加させない「カーボンニュートラル」に貢献します。

カーボンニュートラルとは・・・バイオマスを燃焼すると化石燃料と同じようにCO2が発生しますが、植物は成長過程で光合成によりCO2を吸収しており、
ライフサイクル全体でみると大気中のCO2を増加させずに収支はゼロになるという考え方。

 

再生PPクリアケース

再生PPクリアケース
再生PP:再生材料を配合した再生PPシート。
PP材料を製作する過程で出るシートの端材を再利用して作られたエコなプラスチック素材です。

再生材のCO2排出量はバージン材の30%以下、つまり70%削減が可能なので地球温暖化防止にも貢献することが期待されます。

 

再生PET × バイオマスインキ

再生PETクリアケース
再生PET:PETシート製造過程の端材、印刷会社、加工会社からでる端材を活用しPETシートに配合することでバージン比率を下げた再生PETシートです。
従来のPETシートと同等の機械的特性、成形加工性等を有しています。

バイオマスインキ:植物由来の資源を原料の一部に使用して製造したインキで
バイオマスマークの表示が可能です。(バイオマス度10%)

 

PVC×カレイドインキ

PVCクリアケース
PVC:石油40%、塩60%の割合でできているフィルムシート。
石油由来100%のプラスチック類よりも限りある石油資源の節約に貢献。
・二酸化炭素の排出量が少ない。
他のプラスチックよりも製造時のエネルギー消費量・二酸化炭素排出量が少ない。
また、焼却時も他のプラスチック類に比べて二酸化炭素の発生量が少ないのも特徴です。

≪PVC(ポリ塩化ビニール)の特長≫
・耐寒性が高く、冬場に割れづらい。
・PETよりも柔らかく擦り傷が入りづらい。
・透明性/ガスバリア性に優れている。

(PVCは薬品カプセルのPTPシートや食品用フィルムラップでも使用されています。)

 

■その他

LIMEX × カレイドインキ

LIMEX
LIMEX:石灰石を主原料とした紙とプラスチックにかわる素材。
水をほぼ使用することがないので紙の代替品として、
石油由来成分を抑えているのでプラスチックの代替品として製造可能です。

カレイドインキ:通常のプロセスカラー4色では表現できないより鮮やかな
広演色印刷を実現できます。

 

完全生分解ブリスタートレー(ネクアスオーシャン)

生分解性ブリスタートレー
株式会社ネクアス様が開発した、木材・コットンを主原料とするバイオマス素材です。
紙同様の生分解性を有しながら、透明であり、プラスチックと同様の熱成形が可能です。

2023年5月現在、釣り糸の巻き芯等、厚みと硬度のある射出成形品での商品化実績はありますが、ブリスターやクリアケースではありません。
しかし徐々に改良を重ね、間もなく実用化できる段階まで来つつあります。
使用条件に縛りがあり、試作検証も必須となります。

 

以上、環境に配慮したパッケージ(紙箱、クリアケース)のご紹介でした。

サンプルも用意しておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
(生分解性ブリスタートレーに関しては配布用サンプルはございません。)

 

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