投稿日 : 2021.12.15
環境配慮クリアファイル ~ライスレジンのご紹介~
こんにちは。
毎年恒例のカレンダークリアファイルを作りました。
前回の2021年カレンダークリアファイルではバイオマスPPを使用しました。
今年のクリアファイルの特徴はライスレジンとSIAA(抗菌)マーク
1.ライスレジンとは?
「ライスレジン」は、お米(非食用米)由来の国産バイオマスプラスチックです。
食用に適さない古米、米菓メーカーなどで発生する粉砕米など、飼料としても処理されず
廃棄されてしまうお米を新しいテクノロジーでプラスチックへとアップサイクルします。
お米(非食用米)を混ぜることで石油系プラスチックの含有量を下げることができます。
2.ライスレジンの特徴
2-1. 100%国産
日本ならではのお米(非食用米)を使用したバイオプラスチックです。
2-2. 高品質
樹脂の特性としては石油系プラスチックとほぼ同等の品質となります。
2-3. 安定供給
国産なので石油相場や海外情勢に左右されずに安定供給が可能です。
3.ライスレジンで実現できるSDGs
ライスレジン導入で社会課題の解決へ貢献しませんか。
ライスレジン製品の使用、または製造することで
企業活動にSDGsを取り入れることにつながります。
持続可能な社会の実現に向けて、企業の具体的な施策、姿勢を内外に示すことができます。
4.SIAAマーク(抗菌)
ニスに抗菌ニスを使用しています。
SIAAマークとはSIAA(抗菌製品品質協議会)が抗菌・抗ウイルス加工製品に関する品質や安全性のルールを整備し、かつそのルールに適合した製品にSIAAマークを認証しています。
抗菌性は国際基準ISO22196に準じて行われた試験の結果にもとづいて判定されます。
抗菌加工されていない製品の表面と比較し、細菌の増殖割合が百分の一以下であり、
耐久性試験後も抗菌効果が確認されることで承認されます。
SIAAに関して詳しくはこちらからご覧ください。
5.素材の色味について
ライスレジンはもともとの素材に黄みがあります。
白を引いても素材特有の色味が残っています。
2021年のクリアファイル(バイオマスPP)と2022年のクリアファイル(ライスレジン)で比べてみました。
どちらも白1回を引いていますが、明らかに色が異なります。
バイオマスPP、PETとは違い、素材自体に風合いがあり、内側はざらざらとした手触りです。
ひとめで一般的なクリアファイルと違うと分かります。
現物はお配りしておりますので営業宛にご連絡ください。
今回のライスレジンクリアファイルは、
環境省のキャンペーンとして「プラスチック・スマート」という
海洋プラスチックによる環境汚染を食い止めるキャンペーンにも掲載されております。
今年はSDGs関係や環境配慮関係のお問い合わせを多く頂きました。
クリアファイルでは透ける紙製クリアファイルやバイオマスPPクリアファイルなども
取り揃えておりますのでご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。
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