赤外線で可視化できる特殊なシールのご紹介

こんちには。

だんだん寒くなってきましたね。
お鍋が美味しい季節です。

 

さて今回は赤外線で可視化できる特殊なシールのご紹介です。

赤外線とは?

赤外線は可視光よりさらに波長が長いもので、人の目には見えません。
(暖房器具で「遠赤外線ヒーター」といい赤く見えたりしますが、イメージであって実際の赤外線は見えません。)

赤外線とは

ちなみに
目に見えない波長が780nm以上、1,000nm未満のものが「赤外線」と呼ばれるのは
目に見える最長の波長の電磁波が赤色のため

それ以上のは赤色の外側ということで「赤外線」と呼ばれています。

その反対に「紫外線」は可視光線でもっとも波長が短いものが紫色のため

それ以下は紫色の外側ということで「紫外線」と呼ばれています。

実際に見えない赤外線をどのように可視化するのか?

今回はスマートフォンカメラで可視化する方法になります。
赤外線を可視化するためには、「IRフィルター(可視光遮断赤外線透過フィルター)」というものを使います。
IRフィルターは可視光線をカットし、赤外線は透過するフィルターになります。

IRフィルター

 

真っ黒なフィルムです。
このフィルターをスマートフォンカメラ部分にセットします。

これでシールを撮影すると・・・

カメラ画面

真っ暗です。
可視光をカットしているのでなにもうつらないですね。

 

ここで赤外線ライトの出番!

赤外線ライト2赤外線ライト1

その名の通り赤外線が照射されるものになります。

 

IRフィルターは赤外線を透過するので
赤外線ライトを当てながらカメラでシールを撮ると・・・
赤外線ライトラベル

二次元バーコードとだいこはんが現れました!

 

通常のシールと比べてみましょう。
ステルスインキラベル赤外線ライトラベル

こちらの二次元バーコードは全て弊社HPのコードですが問題なく読み取り可能です。

どんな仕様用途があるの?

偽造防止に!

 

真贋鑑定に!

 

本音を申し上げますと仕様用途に困っています。
今回ご紹介した仕様はパッケージでもラベルでも可能ですが
高額な特殊インキを使っています。通常のインキの数十倍・・・

 

このブログを見てなにかよい活用方法がございましたら
ぜひお問い合わせフォームまでお問い合わせください!
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
 

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 温度でデザインが消えたり、浮かんだり、、なにか良い活用法を模索中のシールです。

 

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