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2019年12月

2019.12.23

コロナ処理ってなぁに

こんにちは、設計のKです。

一年早いものであっという間に年末を迎えてしまいました。

皆様もインフルエンザには特に気を付けてください。

昨年の私のように散々な年末年始となってしまいます。

 

ところでプラスティックフィルム関係の印刷に関わっているとよく「コロナ処理」「コロナ放電」とかいう単語を聞きませんか?ちょっと調べてみました。

 

コロナ処理とはプラスティックフィルムの基材表面をコロナ放電照射により改質させる表面処理技術とのことです。これにより基材の表面張力が向上していわゆる「濡れ性」が向上し液体をはじかなくなりインキ等の密着が良くなります。電気のシャワーで表面を酸化させミクロン単位の小さな凹凸を作るようです。もちろん小さ過ぎて目では確認出来ません。原反メーカーさんでロール状態のときにテンション掛けてで電気を当てるそうです。

 

でも時間が経つほど効果が弱くなってしまします。素材によっても効果が違います。

PETには良く効くようですがPPは若干弱いようです。PP3か月程しか効果が持続しません。よって消費期限が出来てしまい結構工程管理が大変なのです。

 

皆様にお届けするダミーは基本的に消費期限切れのフィルムを使用しています。節プラですな。

それではよいお年を!!