2024.02.19
右肩上がり
昨年、順調に進んでいたものの、最後に慌てて対応した物件がありました。
依頼は「吊り下げ穴の位置修正」でした。
商品は箱の右寄りの配置でしたが、当初より空(から)の容器で設計しており、形状OKの最後まで吊り下げ穴は仮のセンターのままでした。
しかしながら、ようやく中身の詰まった容器をセットして吊り下げた先方が、右側が下がった本体を見て連絡してきたのでした。
こちらも配慮が足りず申し訳なかったのですが...。
ところで、吊り下げ穴の位置調整は、皆さんどんな方法で行っているのでしょうか?
私はある時期、押しピンを使う方法を聞き、毎回では無いのですが取り入れています。
左右どちらにも傾かず、まっすぐ正面を向くというのが定石ですが、過去に言われた記憶に残る言葉があります。
まっすぐに作成したつもりの物が、ほんの少し左下がりだったらしく、それでも先方はOKを出してくれました。
「縁起良く右肩上がりで行きましょう」
ありがとうございました。
設計担当N