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2024年3月

2024.03.26

紙製ピローにおける奥行と巾の考察

 

こんにちは設計のKです。

ようやく長い冬が終わりあと数日で桜が見れそうです。待ち遠しいですね。

 

今回は最近多くなってきた紙製ピローケースの奥行(製品直径)と巾の関係について考察してみようと思います。

私は昔、紙製ピローは奥行に対して巾は3.5倍以上とるよう教わりました。

このところそれ以下のサイズ指定が多くかなりきつめが目立ちます。

試しに奥行×何倍からきつくなるか作ってみました。

奥行35㎜の瓶を入れる想定で3.5倍・3倍・2.5倍・2倍と4種比較します。

使用紙はカードBのNewDV-310g/㎡とします。

3.5倍なら問題なし。3倍は多少蓋する際紙が折れそうになっています。

上から見た写真

2.5倍では蓋をするとバリバリに折れ、2倍では蓋自体出来ない状況となりました。

結論として3倍程度迄が限度のようです。もちろん内容物や使用紙、追加の押罫等で状況は変わると思いますが樹脂と違って収縮しないのであまり無理できそうにありませんでした。

それではまた!