2026.02.04
地獄の底
どうも✋、設計にきて2年、初心者🔰Hです。
皆さま紙箱の形で「地獄底」というものをご存じでしょうか。
今回は「地獄底」の強度について、最強「ワンタッチ箱」よりも強度が強くなる場合がある、というお話をしたいと思います。
「地獄底」とはごつい名称ですが、由来はその底抜けのしにくい形状を「一度落ちたら抜け出せない地獄の底」のイメージで名付けられたとされています。
ちなみに今、選挙(衆議院選挙・2026年2月4日現在)ですよね。
私の幼き頃は「嘘をついたら地獄行き」と諭されたものですが、政治家の先生方はこの時期、嘘つき放題・・・。

と言いたいところですが、あ、そうか、

だから選挙にはお金がかかるのですね。
納得。
・・・真面目な話に戻ります。
そんなこんなの「地獄底」はこのような形状です。


他の2種「キャラメル箱(サイド貼り)」「ワンタッチ箱」と並んでメジャーな形ではありますが、底面の強度では「ワンタッチ」に次ぐ2番目とされています。
なぜ「ワンタッチ」の強度が一番なのか、それは2か所で糊付けがされているなどの理由だからです。
その代わりに難易度が高いので、製函コストが高く、箱として生産できる寸法の制限が他より厳しくなります。

ただし、この「ワンタッチ」>「地獄底」の強度の序列が逆転する場合があります。
それは、幅(W)が広く奥行(D)が狭い場合です。

この場合ワンタッチ箱の底面は、糊付け部分が左右両端になるためその間が間延びし、底の面積の多くは1枚の紙で支えられている状態で、中央で紙が交差しているものの真ん中から底抜けしやすくなってしまいます。

それに対して、幅広なので3股にした場合の地獄底は、底の面積の多くで紙が2枚重なっており、紙の交差部分も4か所あって強度はワンタッチ底に比べて強くなります。
・・・若干ではありますが。

なので、重いものを入れる幅広+奥行の狭い箱は、「ワンタッチ箱」より「地獄底」をお勧めする場合があります。
ちなみにですが、もっと強度を強めるべく、地獄底のアレンジを考えてみました。

少々組み立て時に底面が組み辛くはなりますが、しっかりロックがかかって強度は抜群に上がりました。中身がどんなに重いものでも安心です。
以上、
何かしら疑問点やお困りごとがございましたら、弊社にお気軽にご相談ください。
ではまた。

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