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2026年

2026.08.10

採用されない!

 

 

クリアケースの設計の担当を始めてから、10年以上は過ぎております。

 

色々な要望がありましたけれど、「何か変わった形状を」と言われ、自由に出来る場合に

決まって提出し続けている形状があります。

 

これがその展開図です。

 

 

縦・横・高さは、中身に合わせて毎回調整しますが、基本はこれになります。

 

ポイントは、組み上げ後、どの面にも直角(90°)の角がない事です。台形と平行四辺形の組み合わせになります。台形に関しては、先月のブログでも取り上げていました。

 

 

 

 

しかし、これが全く引っ掛かりません。採用されない!のです。

 

突き抜けたデザインでないのは確かです。

 

興味を示されることも無く、初回の1案として提出して、終了の連続です。

 

感性が合う方(得意先)との出会いを待つしかありません。

 

諦めずに作り続けます。

 

無理かな?

 

 

 

担当者N


2026.07.30

設計代をください

 

ご無沙汰しております🙋🏻‍♂️。設計にきてはや2年半、Hです。

いきなりですが、みなさまご依頼の際は「設計代」をお支払いいただいていますでしょうか。

わたくし共の作業代金です。

聞くところによると、ほぼいただけていないらしいのです。

え?分からない?

それはひとつに、怖がってお見積もりに設計代を記載できないわれわれ(印刷)業者サイドが悪い🙇🏻‍♂️です。

きっと皆様におかれましては、作業対価のお支払いは当然とご認識されているかと思いますが。

 

あ、ちなみに印刷営業が「設計代は製造費に含んでおきますので・・・」などと申しますのは、基本「ウソ」でございます🙅🏻‍♂️。

製造費に組み込まれてしまっては、何の数字の根拠も無くなり、われわれの評価アップ → 給与アップ → モチベーションアップと繋がる望みはほぼありません。

われわれも一生懸命に知恵を絞りご希望にお応えしますので、何卒。

さて、ここ最近の取り組みでは「台形の箱」のご依頼をお受けしておりまして、紆余曲折を経てやっとゴール付近にたどり着いた感じです。

まず、ひとことで「台形の箱」と申されましても、様々なパターンが考えられます。

思いつく形状を以下ご紹介します。

 

1】正面が台形、側面は長方形

       

機械貼り不可

 

2】正面は長方形、側面が台形

     

機械貼り不可

 

3】正面/側面とも台形 

   

機械貼り不可

 

4】正面/側面とも台形、正面/側面どちらかが長短逆

   

画像は正面が長短逆(上が幅広く下が幅狭い)。側面に押罫を入れることで、機械貼りが可能な場合も。

 

5】天面が台形、正面/側面は長方形

     

同じく側面に押罫が入ることで機械貼りが可能。

 

台形の箱、いかがでしょうか。

特殊な形状ですが、いろいろと広がる可能性を感じます。

ネックとしては、機械貼りがほぼできないところでしょうか。

 

以上、今後もみなさまのご要望にお応えすべく励む所存です。

お気軽に営業までご相談ください。ではまた。

 

 

 


2026.06.26

サインはB!

 

こんにちは。

前回まで3連続で万博ネタを擦ってきたので今回からは変えようと思ってましたが、

なんか大阪営業所では好評との話を聞いたので

「もうちょっとだけ続くんじゃ」な万博仙人Mです。

 

先日推しのアイドルが、にん……じゃない、移籍したと聞いて数年ぶりに吹田のB記念公園に行ってきました。

デビュー前は不気味だのキモいだの言われてたミャ●ミャ●さんでしたが、

 

 

地道な営業活動の成果か今では写真を撮るのに長蛇の列ができ、

誰もが目を奪われていく完璧で究極のアイドルに…

 

 

 

 

!?

 

 

 

芸術はBAKUHATHUだッ!

「そう、昨年重要文化財に指定されたべらぼうな巨人、太●の塔である」

 

どれぐらいべらぼうかというと、70年万博にちなんでか全高70メートルあるそうで、

前々回取り上げたガ●ダムさんが直立すると18メートル、

その四倍弱と思うとわかりやすいようなそうでないような……

 

 

というわけで新旧2大アイドル夢の共演!!

 

 

いや、昔の人の言葉を借りると、太●の塔さんはもう偶像(アイドル)じゃなく

自ら輝く…星(スター)になったと言っても過言ではないでしょう。

 

なお、あちこちからお呼びがかかってるミャ●ミャ●さんはいずれまた移籍する予定とのことで、

ツーショットを撮れるのは今のうちです(ステマ)

 

 

 

今回は以前取り上げた仕切り一体型の箱をもう少し細かく見ていこうと思います。

 

 

 

一番シンプルな仕切り付の箱ですが

 

 

縦向けにして薄目で見るとBの字に見えるような…(過去一番に強引な前振りですね)

 

 

 

仕切りを折り返して二列にすることで入数を多くすることもあります。

起こすのに慣れが必要ですが、組む手間の都合か

仕切りを別パーツにするよりは一体型のほうが好まれるようです。

 

 

そして底の組み立ての手間を減らすために

ワンタッチにしてくれという依頼を受けることもありますが…

 

 

箱のサイズによっては底部と干渉するため貼れない・起こせないといった不具合が発生します。

 

特に二列に仕切りたい場合は斜めに伸ばす都合上縦方向に狭くしにくく、

貼れたとしても狭くした分、製品が重いと充分な強度が確保しずらいという問題が発生します。

ガラスのアンプルや小瓶など中身の保護に重点を置きたい場合は

仕切りの別パーツ化も検討していただきたいです。

 

ではまた


2026.05.18

三角

皆様こんにちは!

設計部Iです。

 

本日は、仕切無しでも止まる見え方、第二弾としまして

やはり、三角を外本体箱とした場合の中箱見せ方について

自分が思いつきましたところを作成しましたので、今後のご参考に

頂ければと思っております。

 

 

最近更に高まってきた設計ポリシーとしまして、

結局、あまり余計な部材を用いないことがテーマになって来ているように感じます。

 

もちろん、部材を足せば足すほど、組み上げ工数やコストUPに繋がり、場合によっては

全体構造強度も落としてしまう場合がございますので、

簡易化、更に見せ方の洗練さも相まって、よりシンプルに

が、自分の中でもテーマになっているように感じます。

 

上の三角箱については、入れられる内箱が同寸3種箱との想定で作成しました。(※仕切り発生無しですので、代わりにサイズ感設定はシビアなものとなります。)内箱に入ってくるデザインにも関わりますが、あまり店頭でも見たことのない入れ方、見せ方のように思いましたので作成いたしました。今後のご参考にしていただければと思っております。それではまた。


2026.04.21

ついにここまで到達‼

 

 

設計のKです

ようやく長く寒い季節が終わったと安堵していたところ次は一挙に暑くなってきましたね

気温の変化に気を付けて体調くずさないよう注意しましょう

 

今回は

ワンタッチケースをどこまで小さくできるかというお話です。

特に最近、小さいサイズのワンタッチケースの要望が増えてきています。

アッセンブリ価格の上昇で少しでも人の作業を減らしたいということなのでしょうか?

 

当社もご要望にお答えすべくサックマシンの増設時に小さい箱を貼れるよう検討してまいりました。結果、現在最小で貼れるサイズのワンタッチケースの写真が下記です。

右の正方形は30mm角です。

奥行と幅サイズが違うものはサックマシンの兼ね合いがあるので弊社担当営業にお尋ねください。

 

それではまた、もっと小さいのが貼れるようになったらご報告いたします。

 


2026.03.10

深く考えない!

 

 

小ネタです。

 

不可解な事がありました。

 

5年程前の製品のリニューアルとなり、再設計の依頼がありました。

 

それは3品が入るクリアケース(セット箱)で、本体と仕切り(中ゲス)の仕様です。

 

3品のうち、一つだけがサイズ変更(小さく)となりましたが、全体の作りに大きな変更はありませんでした。

 

再設計用に、現状のケースに今回の3品をセットして送られて来たのですが、「変更のない品が外れやすい」との注釈が付いていました。

 

不思議に思いよく見たら、仕切りの折り方が間違っていて、その状態でセットされていたのです。

「今回だけ間違えたのか?」

 

「もしかして、5年間、間違い続けていたのか?」

 

今までクレームも無く、真相を聞くのも怖かったので、正しく折り直して進めました。

 

現在進行中ですが、もうすぐ終了予定です。

 

 

 

設計担当N


2026.02.04

地獄の底

 

 

どうも✋、設計にきて2年、初心者🔰Hです。

 

皆さま紙箱の形で「地獄底」というものをご存じでしょうか。

今回は「地獄底」の強度について、最強「ワンタッチ箱」よりも強度が強くなる場合がある、というお話をしたいと思います。

 

「地獄底」とはごつい名称ですが、由来はその底抜けのしにくい形状を「一度落ちたら抜け出せない地獄の底」のイメージで名付けられたとされています。

ちなみに今、選挙(衆議院選挙・202624日現在)ですよね。

私の幼き頃は「嘘をついたら地獄行き」と諭されたものですが、政治家の先生方はこの時期、嘘つき放題・・・。

と言いたいところですが、あ、そうか、

だから選挙にはお金がかかるのですね。

納得。

 

・・・真面目な話に戻ります。

そんなこんなの「地獄底」はこのような形状です。

 

他の2種「キャラメル箱(サイド貼り)」「ワンタッチ箱」と並んでメジャーな形ではありますが、底面の強度では「ワンタッチ」に次ぐ2番目とされています。

 

なぜ「ワンタッチ」の強度が一番なのか、それは2か所で糊付けがされているなどの理由だからです。

その代わりに難易度が高いので、製函コストが高く、箱として生産できる寸法の制限が他より厳しくなります。

 

ただし、この「ワンタッチ」>「地獄底」の強度の序列が逆転する場合があります。

それは、幅(W)が広く奥行(D)が狭い場合です。

 

この場合ワンタッチ箱の底面は、糊付け部分が左右両端になるためその間が間延びし、底の面積の多くは1枚の紙で支えられている状態で、中央で紙が交差しているものの真ん中から底抜けしやすくなってしまいます。

 

それに対して、幅広なので3股にした場合の地獄底は、底の面積の多くで紙が2枚重なっており、紙の交差部分も4か所あって強度はワンタッチ底に比べて強くなります。

・・・若干ではありますが。

 

なので、重いものを入れる幅広+奥行の狭い箱は、「ワンタッチ箱」より「地獄底」をお勧めする場合があります。

 

 

ちなみにですが、もっと強度を強めるべく、地獄底のアレンジを考えてみました。

少々組み立て時に底面が組み辛くはなりますが、しっかりロックがかかって強度は抜群に上がりました。中身がどんなに重いものでも安心です。

 

 

以上、

何かしら疑問点やお困りごとがございましたら、弊社にお気軽にご相談ください。

ではまた。

 


2026.01.19

国破れて山河在り

 

 

『国破れてサンガ●ア』と書くと昨年チーム創設以来

初めて首位争いをした地元サッカーチームを連想する亀岡工場勤務Mです。

ちなみに本来は、

 

国は戦乱などで滅び、破壊されてしまっても、山や川といった大自然は昔のまま変わらず存在している

 

という意味の漢詩で、サンガ●アの社名もそこから取ったそうです。

 

先日、久々に大阪に出かける用事があったので、

解体キン●ダムと万博大好きおじさんとしては一度は工事現場を見ておかねば!と、

閉幕から約3カ月経った会場跡に行ってきました。

 

 

 

 

開幕中は4回行きましたが、当時は人がひしめき合ってたのを思い出すと胸にこみ上げてくるものがありますね。

あれだけ広大な敷地を更地にするというので、

どれだけ巨大なウルトラサイズの重機が稼働しているのかと楽しみにしていたのですが……

 

 

 

 

フェンスで囲われてほとんど見えませんでした

いや、工事現場なんで安全第一ってのはわかるんですけど、もう少しこう……

一応フェンスの切れ目から見させてもらったところ、

3カ月近く過ぎた割にはまだまだ大屋根リングもパビリオンも残っているようでした

 

 

 

あと帰ってから気が付いたんですが、駅の反対側から外に出られたようです

(延々とフェンスが続いてる気がしますが)

 

 

別に万博が滅びたわけでも夢洲が元々大自然でもなく埋立地なんですが、

『国破れ』るまで見守りたいと思います。

 

 

そして破れるといえば、先日ケースの破損について相談を受けました

(いつも以上に強引な前振りですね)

 

 

こちらで設計した箱ではなく、

他社で作製した製品のアッセンブリの仕事だったそうですが

急いで組み立てたのか数点分底部が破れたとのことです

セット数に対し数量にあまり余裕がなかったらしく、

「ここにリード罫入れる必要ある!?」と問われたのですが……

 

画像をもとにこちらでも再現してみると、

寸法が幅35mm奥行30mmとかなり小さい箱とのことで、

破れてる部分の最初の止めは4mm以下になりました。

 

ここまで小さい箱だと、

機械貼りの都合上こちらで設計したとしてもリード罫は必須、

ただし止めの部分はもう少し長めにするとコメントしました。

 

作製会社の機械貼りの都合もあるでしょうし、

購入されたお客様は箱を畳んで捨てることはあっても

再度組み立てることはほぼ無いでしょうから、

これはこれで一つの正解だとは思いますが難しいですね。

 

ではまた