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2023.05.22

聞いてみました

 

2022年11月に公開された対話型AIである「ChatGPT」。

その性能から大きな話題(問題?)となっていますが、現時点(2023年4月)で、「化粧品用のクリアケース」に限定して聞いてみました。少し長いですがお付き合い下さい。

 

Q:化粧品用のクリアケースについて教えてください。

 

A:化粧品用のクリアケースは、化粧品やスキンケア用品などを収納するための透明なケースです。多くの場合、プラスチック製で、様々な形状やサイズがあります。これらのケースは、美容品を保管しやすく、取り出しやすくすることができます。

 

 クリアケースには、化粧品を整理するために仕切りがついているものもあります。仕切りは、アイシャドウ、リップスティック、ブラシなどの化粧品を区分けして収納することができます。また、密閉性の高いものもあるため、旅行や外出先での持ち運びにも便利です。

 

Q:化粧品用のクリアケースに適した形状を教えてください。

 

A:化粧品用のクリアケースに適した形状は、以下のようなものが挙げられます。

 

  • フラットな形状

化粧品用のクリアケースは、コンパクトに収納することができるよう、フラットな形状が適しています。厚みがあるものや、曲面などの凹凸があるものは、収納スペースを取りやすく、他の荷物との調和が取りづらいため、避けた方が良いでしょう。

  • 大きさの調整がしやすい形状

化粧品用のクリアケースは、中身の種類や量に応じて大きさを調整できる形状が便利です。例えば、分割されたトレイや仕切りがあるもの、マジックテープで調整できるものなどがあります。

  • 透明度の高い形状

化粧品用のクリアケースは、透明度が高いことで中身が見えやすく、取り出しやすくなります。また、透明度が高いことで、中身の汚れや変色を早めに発見することができます。

  • 手持ちや肩掛けがしやすい形状

化粧品用のクリアケースは、持ち運びがしやすいよう、手持ちや肩掛けができる形状が適しています。例えば、ハンドルやショルダーストラップがついたもの、軽量で持ち運びしやすいものなどがあります。

 

Q:化粧品用のクリアケースに適した素材は何ですか。

 

A:化粧品用のクリアケースに適した素材は、一般的にプラスチック製のものがよく

使用されます。プラスチックは、透明度が高く、軽量で丈夫なため、化粧品を収納するには非常に適しています。また、プラスチック製品は、さまざまな形状やサイズに成形でき、多様なデザインを実現することができます。

 

化粧品用のクリアケースには、ポリカーボネート、アクリル、PETなど、様々な種類のプラスチックが使用されています。ポリカーボネートは耐衝撃性が高く、アクリルは美しい光沢感があり、PETは安価で環境にも優しいといった特徴があります。

 

ただし、プラスチックは熱に弱く、長時間の直射日光にさらされると変色する可能性があるため、保管方法には注意が必要です。また、環境に配慮する観点から、リサイクルマークのついた素材を選ぶことも重要です。

 

Q:化粧品用のクリアケースにおける環境問題について教えてください。

 

A:化粧品用のクリアケースも、一般のクリアケースと同様にプラスチック製が多いため、環境問題に関する懸念があります。

 

化粧品用のクリアケースは、主に旅行用や持ち運び用のものが多く、使い捨てではなく再利用することが前提となっています。しかし、プラスチックは再利用に限界があり、長時間使用することで劣化し、汚れがたまることがあります。そのため、廃棄する必要が生じます。

 

廃棄された化粧品用のクリアケースは、一般のプラスチック製品と同様に、石油資源を消費する製造工程や、廃棄後の処理において環境への負荷が大きくなることが懸念されます。

 

環境問題に配慮するためには、廃棄する前にできる限り長く使用することが重要です。また、プラスチック以外の素材を使用した化粧品用のクリアケースを選ぶことや、リサイクルマークのついたプラスチック製品を選び、使用後は適切に分別してリサイクルに回すことが大切です。さらに、最初から必要最低限のものを選び、無駄な消費を避けることも環境に配慮する方法の一つです。

 

Q:化粧品用のクリアケースに適した図面を見せて下さい。

 

A:申し訳ありませんが、私は画像を表示する機能を持っていません。しかし、オンラインで検索すると、化粧品用のクリアケースの多くが、長方形または正方形のフラットな形状で、中身を仕切るための仕切りがあるデザインが一般的です。また、取り外し可能なショルダーストラップを備えたものや、ハンドルがついたものもあります。適した図面を作成する場合は、使用する化粧品の種類や量、持ち運びの方法に合わせて設計することが重要です。

 

Q:化粧品用のクリアケースは今後どうなりますか。

 

A:化粧品用のクリアケースに関しては、環境問題の意識が高まる中、再利用可能で、環境に優しい素材を使用した製品が増える傾向にあります。また、持ち運びや収納のしやすさを重視する消費者のニーズに応えるため、機能的で使い勝手の良いデザインが求められています。

 

さらに、近年ではスマートフォンアプリと連動するスマート化粧品用のクリアケースが登場するなど、技術の進歩により新しいタイプの製品が開発されています。今後も、環境や消費者ニーズに応えたクリアケースの開発が進むと思われます。

 

以上。

 

?な部分もありますが、参考にはなると思います。これからも益々性能(精度)は上がるでしょう。しかし、やはり図面は無理ですよね...。

 

 

 

 

設計担当N


2023.03.20

尖った話

 

こんにちは、紙箱設計担当Mです。

 

先日とある箱を作成した際に、

見本で提出したダミーと本製品とでミシン目の破れ具合の感触が違うとの指摘を受けました。

CADでカットするのとトムソンで抜くのとの違いなのですが

この場を借りて説明させていただきます。

 

本製品のトムソンのほうですが

 

 

このような型を作成して抜きます。

一本の刃を曲げたりして組まれています。

ミシン目の部分は既製のミシン刃を使用するか、

ピッチが合わなければ刃を加工して作成します。

(濃い緑の部分にミシン刃が埋め込まれています。)

 

刃を紙に対し垂直に下ろすので均等な深さに切れます。

 

ダミーのほうですがCAD用のプロッターにはヘッド部にカッターをセットして出力します。

 

このようなものが取り付けられています。

 

刃の部分だけを外すとカッターナイフのような形状だとわかります。

 

刃を水平に動かしてカットしていきます。

刃先が斜めになっているので紙の裏側が表面に比べ切りようが浅くなってしまいます。

刃を浅めにセットすると裏側のほうがほとんど切れてない状態になり、

深めにセットすると表側のほうが切れすぎてミシン目でなく全部切れた状態になってしまいます。

ミシン目やジッパーの破れ具合など微妙な感触を確かめるには不向きとなります。

(箱の大きさや組み立てやすさの確認には問題ないですが)

 

理想を言えば毎回トムソンを作成して確認できればいいのですが

時間とコストを考えるとそうもいきません。

 

破れ具合の感触などが気になる場合は本製品の前に一度トムソンのテストをしていただけると幸いです。


2023.02.16

移転東京設計拠点紹介

皆様こんにちは

いつも当ブログをご覧いただきまして

有難うございます。

 

実は、題名にもあります通り

弊社東京オフィスが2/13日(月)より移転となりました。

それに伴って、東京設計拠点についても移設となりましたので

一部となりますが、簡単にご紹介させていただきます。

 

ジャン!!

 

こちらが移設後の全体となります。

手前にある見慣れぬマシンはプルーフジェット機となりまして

簡易的な校正を出力することのできるものです。

 

このように見ますと、出力とカットまでが行える部屋となりましたので

「ミニ工場」とも思える空間になったのではないかと思います。

 

こちら、新拠点から装いも新たに稼働してまいりますので

「こんなのできるかな?」を是非弊社までお声掛けください!!

 

設計部I

 

 


2023.01.23

看板付き箱の種類について

 

こんにちは設計のKです。

コロナが第5類になってインフルエンザと同じ扱いになるようですね。早くマスクはずした生活に戻りたいものです。

今回は看板付き箱の種類についてお話したいと思います。

 

通常のサイド貼りやワンタッチ箱の上部に吊り下げ穴用やデザイン面積を増やすために看板をつけたものが多く見られます。看板位置が前と後ろ、1枚看板か折り返して両面印刷部が見える2枚看板の4種に分けることが出来ます。

 

表(正面デザイン面)からみた写真 

左から前看板1枚・前看板2枚・後看板1枚・後看板2枚の順

 

裏からみた写真

左から前看板1枚・前看板2枚・後看板1枚・後看板2枚の順

 

写真で見えるように後1枚は紙裏が見えて印刷ないので普通はあり得ないことが分かります。ただし両面印刷可能なカード紙で両面印刷した場合のみあり得ます。

組立箱の前に組み立て前の平らな状態(ブランクス)も置きました。

 

前と後看板で各面の位置が違います。これは以前のブログ「箱の正面について考えてみる」でお話した紙断面のきたない部分を正面に向けない工夫です。このため看板位置の違いで設計図面も変わるため前・後ろの指示は結構大事なことです。

今回はこんなところで終了します。

 

それでは皆様2023年もがんばってまいりましょう!!

 


2022.12.20

飾り罫

先日、クリアケースの設計・試作の中で、「ポップの一部分に飾り罫(弊社の呼び名)を入れて欲しい」との要望がありました。久し振りだったので過去の記憶が甦り、少しだけですがこの件について触れてみたいと思います。

 

クリアケースの設計に関わって(10年以上前)すぐの頃に、外形以外に付加価値がつけられないかと考え、デザイン的に飾り罫(=押し罫)を刻んでみたのです。決して弊社が元祖ではありませんが、素っ気ない無地のケースには有効であろうと考えたのです。

上の図面は当時のテスト用割付図面です。

実際に型で抜いたのですが、残念ながらこれらの現物は残っていません。

 

ただし、記憶の無いテスト品は見つける事は出来ました。

結果としては、飾り罫を際立たせようとして深く入れると(込み入った模様ほど)ボコボコに反ってしまい、製函には不向きなようでした。飾り罫が深いほど見栄えする感じだったので難しい問題でした。

 

また、テスト時にはいつも(縦の)折り(押し)罫を減らし、その部分の角に丸みを持たせようと試みていたようです。しかし、上記写真のケースは2本も折り罫を減らしており、組立ててみると反発が強く、まともに蓋を閉める事が出来ませんでした。情けない遺産です。

 

その後、印刷ありのケースにて部分的に飾り罫が採用される事が数回ありました。出来栄えに関しては、デザインとの絡み、罫の入り具合等で一喜一憂と言った所でした。

 

環境問題を考慮に入れると、(特に無地のケースの場合は)飾り罫が入っていると廃棄される確率が減るかもしれません。

  

 

それぞれ下手な写真で申し訳ありません。

 

今回はここまでです。ありがとうございました。

 

設計担当N


2022.11.28

ウナギの寝床

 

こんにちは、紙箱設計担当Mです。

今年も残すところあとひと月少々という時期にコロナの感染者数もじわじわ増えてきて、

また年末年始に合わせて爆発的に増えるのかとひやひやしています。

 

今回は時々ある中間箱のご要望についてお話したいと思います。

 

    

 

例えば上図のようなものを収める中箱を作るとします。

 

 

ポピュラーなのは横向きに収納するこのような形状ですが、

 

 

ときには取り出す際に小箱の正面デザインが目立つよう前後に並べて収めるようにとの注文をいただきます。

ワンタッチ箱で。

 

 

その場合、通常このように天面を右から数えて四面目の配置するのですが、

ごくまれにデザインの都合上一番右の面に天面を持ってきてとの注文をいただきます。

ワンタッチ箱で。

 

 

お客様のイメージとしてはこんな形でしょうか。

 

残念ながら設計上無理とお断りしています。

なぜ無理なのか順を追って説明します。

 

 

通常ワンタッチ箱は向かい合う面の底をセンターでかみ合わせることで支えています。

 

 

組立寸法から導き出される底の形状にはある程度の決まりがあります。

それを踏まえたうえでお客様の注文に沿った

”一番右の面に天面を配置したワンタッチ箱”を形にしようとすると……

 

 

こんなことになってしまいます。

正面巾より奥行のほうが長いためセンターのかみ合わせがおかしくなってしまいました。

それなら斜めの折罫を45度でなく変えてはどうかと問われたこともありますが、

45度以外で折ると畳めなくなりワンタッチ箱でやる意味がなくなります。

 

というわけでワンタッチ箱では正面と側面は同じか正面のほうが側面より広くないと成立しなくなります。

デザイン上どうしても正面巾より奥行を長くしたいのであれば天面を四面目に持ってくるしかないのです。


2022.10.24

箱の形状と強度との関係

皆様こんにちは!

 

いつも当ブログをご覧いただきまして

誠に有難うございます。

 

本日は少し趣を変えまして

日頃、私が箱を設計するうえで、避けて通れない

形状と強度との関係を簡単にお話できればと思っております。

 

店頭に参りますと、ずらり色々な形状が並んでいるところでは

ありますが、その中でも意外にパッと目に留まりやすいものは

特にシンプルで洗練された造りのものに尽きるかと思います。

 

(※シンプルとは・・・立方体箱に近い強度を保ちつつ、)

(※洗練とは・・・上記、強度を保たせる形状+あまり他にみることのない形状の両立と私の中では定義しております。)

 

このシンプル+洗練の定義、おそらく設計を生業としますところでは

相容れない相反する関係として認知されているところですが、

完全なものの実現はなしえないとする一方、日々そこに向けて研鑽すべきところ

が箱設計たる醍醐味であろうと感じております。

 

また皆様からお寄せいただく希望形状や、ご要望によっては私のこの

シンプル+洗練の定義が形を変えてフィットいたしますので

是非「こんな形状できるだろうか?」

について大光印刷までお気軽にお声がけいただけますと幸いです!!

 

設計部 I

 

          

 

 

 

 

 

 

 


2022.09.28

紙箱と紙目の関係性について

 

こんにちは設計のKです。

 

ようやくコロナも終息に向かいつつあるようですが早くマスクをはずして旅行を楽しみたいものです。

今回は紙箱と紙目の関係性についてお話したいと思います。

 

紙目とは紙繊維の流れの向きの事を言います。

 

紙は抄造して作る際、製造の流れていく方向に向かって繊維が揃う為、紙目が生じます。

紙目は水で濡らすと反りが発生して向きが分かるはずなので紙片で実験してみましょう。

 

 

矢印の向きに目が入っています。上の紙片はS字状に反り、

下のは逆カマボコ型に反りましたので紙目を可視化できた事が分かります。

 見た目には見えないですが設計においても常に紙目を意識しています。

理由は強度UPと糊付けする製函時の不良低減です。

 

罫線に対する紙目で強度がどのように変わるかこれまた実験してみましょう。

簡単なスリーブを作って乾電池を載せて比べてみます。

 

  

 <写真1> 

 

 <写真2>

 

主要な罫線に対して水平な紙目<写真1>ではもう少しでへしゃげそうな位たわんでいますね。

対して罫線直角紙目の<写真2>ではへしゃげつつも何とか持ちこたえそうです。

製函時でも糊代に対して直角に紙目が入っていないと罫線がシャッキッと折れず

平行に貼れなくなることが起こります。

 

段ボールの段目も同じで皆さんも折りたいラインで折れずに段目で折れてイライラした思いをされたことは

無いでしょうか?あれと同じことが板紙でも発生するのです。

 

もし紙箱の設計図を見られる機会があればどこかに紙目の指定が入っていると思いますよ。

ちなみにPPPETの樹脂素材には紙目は存在しません。繊維の集合体でないからです。

 

それではまた。これからも素朴な実験で箱の「なぜ?」に迫りたいと思います。


2022.08.17

ケース付台紙!!

 

2019年3月からこのブログはスタートしましたが、今回はそれ以前からの取り組みに関して話したいと思います。

 

紙の台紙にクリアケースを両面テープ(糊)で貼り付けるという、今でもよくある形状についてです。

 

 

現在も取引のある得意先様から、この種の受注を多数頂いていたのですが、2000年代の前半にはクレームが多発していました。

 

それは手作業のために、貼り面間違い、貼り位置ずれ、テープ面へのホコリ・クズ・毛の付着といったものでした。

 

その解決手段として以下のように提案しました。

 

①両面テープ、糊等を用いない差込み固定方法とする。

②確実な位置合わせのために、台紙にスリットを設け、クリアケース側にもそれに対応した差込み突起がある形状とし、両者をいつも同じ位置に固定するものとする。

③クリアケース自体は製函を行わず、打ち抜き状態のままで差込み時に組立て、使用する。

 

 

 

幸運にも採用となりました。

 

並行して汎用性のある方法と判断し、特許庁へ申請し、実用新案登録第3135543号として認められました。2007年8月の事です。

 

この時の考案の名称が「ケース付台紙」です。

 

以降、現在に至るまで多種多様に応用して進行中であります。

 

一方で、クリアケースに限定するとしても、ワンパーツでケース付台紙形状を再現する方法も増え、製函の有無も含めると本当に数多く存在しています。

 

私が担当した中で、製函有りのワンパーツで結構複雑だったのは、以下のような仕上がりです。もう6年くらい前になります。

 

 

 

 

 

そしてもう一つ、思い出のケース付台紙を紹介しておきます。

 

担当者が相当に凝った方で、何回もやり直しましたが、2パーツで、木型テストを経て試作品を完成させました。

 

 

 

何が思い出なのかと言うと、ここまで来てこの会社が無くなってしまったからです。当然中止で、唖然としました。これは10年くらい前になります。

 

もし発売するとしても、組立て作業は複雑で面倒な物件だったでしょう。

 

しかし現在、弊社ではアッセンブリ部門を用意しておりまして、様々な組立て・梱包に対応しておりますので、ぜひとも相談して頂きたいと思います。

 

この弊社アピールを持ちまして、今回のブログは終了します。

 

ありがとうございました。

 

設計担当N


2022.07.20

紙の天敵

こんにちは、紙箱設計担当Mです。

 

今年は梅雨入りしたものの晴れの日が続き記録的な速さで梅雨明けしたかと思えば

梅雨よりも長雨が続いて「梅雨ってなんだろう」という日々で参っています。

 

特に私の担当の紙箱は湿気の影響を受けやすく、用紙の反りや伸縮にこの時期は悩まされています。

用紙が反ったり波打ったりしてるとダミーカット時に固定しにくく作業しづらいです。

 

さらに大変なのが大箱等の簡易校正のカットで、

表面加工等の工程によっては校正刷りから手元に届くまで時間がかかり

サイズによっては全体で1ミリ以上伸縮していることも。

よく「そこまでシビアに合わせなくてもいいよ」と言ってもらえますが

作業する側としては面ごとのデザインがずれ込むと非常に気になります。

各面のフチに2ミリの色ベタなどあろうものならわずかなズレでも伸縮と合わさってフチ自体がなくなったり…

カット自体は機械任せですが前段階の用紙のセットは一枚ずつ手作業なので

きわどいところでカットされていても生あたたかい目で見ていただけるとさいわいです。

 

 

ちなみに冒頭の「梅雨ってなんだろう」という疑問ですが、

語源としては中国のカビ(黴)をもたらす雨の「黴雨(バイウ)」という表現が

日本に伝わった際にカビの雨ではイメージが悪いということで

同じ時期に実の収穫がおこなわれる「梅」の字が当てられたとか。

(「バイウ」から「つゆ」に読みが変わったのについては諸説あります)